「インスタントは妥協ではない。人生を整える『金色のスイッチ』を君は知っているか。」
- bookman null
- 1月19日
- 読了時間: 3分
更新日:1月24日
朝の空気がまだ少し冷たいと感じる時間。カーテン越しの光が部屋に差し込み、今日という一日が静かに始まりそうだなと感じなくも無い。
その瞬間、ふと「ゴールドブレンドが飲みたい」と思うことがある。理由は単純で、同時にとても複雑だ。複雑なのか?
香り、味、そして記憶。ネスカフェ ゴールドブレンドは、ただのインスタントコーヒーではなく、日常のスイッチを入れてくれる、そして私のアイデンティティを活性化してくれる存在だからだ。
フタを開けた瞬間に立ちのぼる、(新品は特に良い特にね)あのやわらかくも奥行きのある香り。深煎りのような強さだけではなく、どこか上品で、心を急かさない。時間は無いけど
スプーンですくい、お湯を注ぐと、細かな泡が表面に広がる。その様子を眺めているわずかな時間が、忙しい毎日の中に小さな余白をつくってくれる。
あと10分で家をでないと遅刻するのにそれでも手を伸ばしてしまう。そして遅刻する。
一口飲めば、まず感じるのはバランスの良さだ。苦味だけが前に出ることもなく、酸味が尖ることもない。私も尖らない。
コクがありながら軽やかで、口の中に残る余韻は静かに消えていく。この「ちょうどよさ」が、ゴールドブレンドの最大の魅力だろう。自分も魅力的なんじゃないかとそう思えてくる。
朝の目覚めにも、昼下がりの気分転換にも、夜の読書時間にも、無理なく寄り添ってくれる。
思い返せば、ゴールドブレンドはいつも生活のそばにあった。家族が集まる食卓、仕事の合間の休憩、何かに悩んでいた夜。ゴールデンレトリバーがチワワみたいに吠えちらかしているのを窓から目撃したあのお昼時。
特別なイベントではない、何気ない瞬間に飲んでいたからこそ、その味は記憶と結びついている。だから飲みたくなるのは、コーヒーそのものだけでなく、その時間ごともう一度味わいたいからなのかもしれない。時間が欲しい。
インスタントであることは、決して妥協ではない。むしろ、手軽さの中に本格的な味わいを閉じ込めた技術の結晶だ。
忙しい朝でも、疲れた夜でも、思い立った瞬間に同じクオリティの一杯が手に入る。その安心感が、次もまたゴールドブレンドを選ばせる。いむしかゴールドブレンドしか選べない右手になっていた。たまに左手もそうなる。
カフェに行くほどではないけれど、少しだけ自分を労わりたいとき。何かを始める前に気持ちを整えたいとき。何もない時。
そんな瞬間に、ゴールドブレンドは静かに「ここからでいい」と語りかけてくる。今日もまた、お湯を沸かし、カップを手に取る理由は十分だ。
香りに包まれながら、一杯のゴールドブレンドで、日常を少しだけ豊かにしてみてはいかがだろうか。
もう一度言う。いかがだろうか?



コメント